“モジタヘド”、「サウジアラビアがカショギ氏死亡を認めたのは、ポンペオ長官からの要請のため」
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ポンペオ長官とサウジアラビア外相
ツイッターでサウジアラビア一族に関する情報を暴露する“モジタヘド”が、サウジアラビアの反政府ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の死亡を認めるサウジアラビアの正式な声明は、アメリカのポンペオ国務長官による最近のサウジアラビア訪問の中で出されたとしました。
サウジアラビアは、20日土曜、ついに正式にカショギ氏がイスタンブールのサウジアラビア領事館で死亡したことを認めました。
“モジタヘド”は、ツイッターで、「ポンペオ長官はこの訪問で、サウジアラビアのムハンマド皇太子と会談し、カショギ氏の死亡を完全に否定することは非常に危険であり、部分的にそれを認め、その責任を情報関係者に負わせればよいと強調した」としました。
モジタヘドによれば、ムハンマド皇太子は、サウジアラビアの情報関係者に罪を負わせる意向であり、アメリカのトランプ大統領とムハンマド皇太子の間で、カショギ氏の死亡に関する調整が続けられているということです。
報道各社がアメリカ政府に圧力をかけたため、トランプ大統領は今月16日、ポンペオ長官をリヤドに派遣しました。
専門家は、ポンペオ長官のリヤド訪問は、サウジアラビアを、カショギ氏殺害によって陥った泥沼から救うためのものだとしました。
カショギ氏は、今月2日にイスタンブールのサウジアラビア領事館に入った後、行方が分からなくなっていました。
カショギ氏はサウジアラビアの拘束を恐れて国外で暮らしており、多くの情報筋は、カショギ氏はサウジアラビアの政府関係者によって殺害されたとしていました。
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