国連特別報告者、「カショギ氏の殺害に関与した人物は、サウジ政府の高いレベルの人物」
(last modified Fri, 26 Oct 2018 12:15:22 GMT )
10月 26, 2018 21:15 Asia/Tokyo
  • 国連特別報告者のアグネス・カラマード氏
    国連特別報告者のアグネス・カラマード氏

国連特別報告者のアグネス・カラマード氏が、「カショギ氏の殺害に関与した人物は、サウジアラビア政府の代表をつとめるほど、高いレベルの人物だ」と語りました。

超法規的な死刑に関する国連特別報告者のカラマード氏は、25日木曜、カショギ氏の殺害事件に関して、「この犯罪は、超法規的な死刑執行の指示によるものであり、サウジアラビアの政府関係者の関与から、これに関して信頼できる捜査が行われる必要がある」と語りました。

カショギ氏は今月2日、トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館に入館した後、行方不明となり、その数日後、複数のメディアは、彼は悲惨な形で殺害されたと伝えました。

その18日後の20日土曜、サウジアラビアはカショギ氏がサウジアラビア総領事館の内部で死亡し、その死因は殴り合いによるものだったと主張しました。

多くの政府や国際機関の関係者は、この主張を根拠がないとしています。

ムハンマド皇太子をはじめとしたサウジアラビアの政府関係者が、カショギ氏の殺害事件への関与を疑われています。

 

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