トルコ大統領が、サウジ政府に対し記者殺害の容疑者18人の身柄引渡しを要求
10月 27, 2018 15:49 Asia/Tokyo
トルコのエルドアン大統領が、サウジアラビア政府に対し、同国のジャーナリスト殺害事件の容疑者18人の身柄引き渡しを要求しました。
トルコ・アナトリア通信によりますと、エルドアン大統領は26日金曜、サウジアラビアの体制に批判的なジャーナリスト、カショギ氏の殺害事件に関して、サウジアラビアの政府関係者に対し、「サウジアラビア政府がカショギ氏殺害事件の18人の容疑者に罪を認めさせられない場合、この問題はトルコ政府に付託されるべきだ」と語りました。
これに関して、26日、トルコのチャブシオール外相とサウジアラビアのジュベイル外相はカショギ氏殺害事件をめぐり電話会談を行いました。
サウジアラビア政府は、事件発生からおよそ3週間が経過した今月20日、当初の表明を翻し、在トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館内でカショギ氏が死亡した事実を認めました。その後も、カショギ氏が領事館職員と口論の末殴り合いになって死亡したと主張していました。
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