アルジェリア人記者、「サウジは、自らの機密暴露を恐れカショギ氏を殺害」
アルジェリア人の記者ハッダ・ハーゼム氏が、「サウジアラビアの反体制派記者カショギ氏は、同国の機密を暴露する恐れから殺害された可能性がある」と語りました。
ハーゼム氏は、イルナー通信のインタビューで、「カショギ氏は一定期間、サウジアラビア諜報機関の元長官トゥルキー・アル=ファイサル王子の顧問を務めていた。2001年のアメリカ同時多発テロへのサウジの関与をはじめ、彼がサウジ関連の機密情報を把握していたことは確実であり、そのために殺害されたと見られる」と述べました。
また、「ムハンマド皇太子をはじめとするサウジの政府関係者らが、反対派因子の殺害を命じるのは、これが初めてではない」とし、「ムハンマド皇太子はおそらく、外国在住のサウジの反対派全員の殺害を決意したのだろう」としました。
さらに、「カショギ氏の殺害は非難されるべきものだが、それに(集中することに)より世界の人々がイエメン人の女性や子供の殺害というサウジの犯罪を忘れるようなことになってはならない」と語りました。
サウジ人記者ジャマル・カショギ氏は先月2日、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館内で殺害されました。
この犯罪から1ヶ月が経過する中、カショギ氏の遺体発見には至っておらず、一部ではサウジアラビアの治安部隊がカショギ氏の遺体をバラバラに切断して処理したと言われています。
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