UNHCR、「イエメンでの戦争継続は懸念すべきもの」
11月 10, 2018 21:28 Asia/Tokyo
UNHCR国連難民高等弁務官事務所が、イエメンの、特に西部フダイダ港湾で民間人の犠牲が増えていることを指摘し、同国での戦争継続に強い懸念を示しました。
レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、UNHCRのシャビア・マントゥー報道官は、「フダイダ州南部および東部地域とその周辺では、戦争が拡大している。空爆などによってこれらの地域で大勢の民間人が犠牲になっている」と語りました。
また、「先月1ヶ月間だけで、フダイダでは94人の民間人が死亡、95人が負傷し、医療機関などのインフラや民家が甚大な被害を受けている」と述べました。
さらに、「フダイダでの状況は危機的なものとなっている。この地域の人々への人道支援の提供が妨害されている」と話しています。
サウジアラビアによるイエメン戦争により、これまで1万4000人以上のイエメン人が死亡、数万人が負傷、数百万人が難民となっています。
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