イラン副大統領が、シリア大統領と相互間協力について協議
イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、シリア・ダマスカスで同国のアサド大統領と会談し、二国間協力について協議しました。
イルナー通信によりますと、ジャハーンギーリー副大統領は29日火曜、この会談で「イランとシリアは常に、逆境の時は互いに寄り添ってきた。今後も困難を打開し進歩発展を遂げるために、共にあり続けるだろう」と語りました。
また、テロリストに対するシリアの政府と国民の勝利を賞賛し、「“イスラム国”を名乗るテロ組織ISISが地域で政府を発足させたが、この組織の中核が消滅しなかったなら、西側諸国は今頃、人類に対する犯罪や暴力、テロの舞台となっていただろう」と述べました。
一方のアサド大統領もこの会談で、テロとの戦い、そしてイランの政府と国民が、外国による干渉のさなかにあって、シリアを支持したことに厚い謝意を表明し、「テロ組織ISISの支配から完全に解放された今、わが国の最重要優先課題は国家の復興再建である。我々はイランの政府系・民間企業のより多くの参画・協力を望んでいる」と強調しました。
ジャハーンギーリー副大統領はさらに同日、ダマスカスでシリアのムアッリム外相と会談し、「イランの政府と国民は、テロリストに対する最終的な勝利を収めるまで、シリアの政府や国民とともにある。シリアの勝利を自らの勝利とみなしている」と語りました。
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