FAO、「イエメンの飢餓は世界最悪の状況」
7月 24, 2019 16:00 Asia/Tokyo
-
飢餓の状況が世界最悪とされるイエメンの人々
FAO国連食糧農業機関が、イエメンは食糧の安全保障の面で世界最悪の状況にあると発表しました。
イエメンのニュースサイト・アンバーによりますと、FAO国連食糧農業機関は「2019年の世界の食糧安全保障状況」と題する報告書の中で、イエメンの人口3000万人のうち、39%が飢餓の状態にあり、85%が食糧支援を必要としているとしました。
この報告書によりますと、イエメンの飢餓率は2004~06年が30.1%、2016~18年には38.9%に増加しています。
FAOはまた、世界中で8億2000万人が飢餓に苦しんでいると報告しています。
2015年以来、サウジアラビアとその同盟国による戦争で、イエメンでは数万人に上る国民が死傷、数百万人が難民化しているほか、この貧困国は深刻な食糧不足に直面しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ