イラク・バスラで、殉教した同国民兵組織の副司令官の葬儀に数十万人が参加
(last modified Tue, 07 Jan 2020 12:30:57 GMT )
1月 07, 2020 21:30 Asia/Tokyo
  • アルムハンディス副司令官の葬儀
    アルムハンディス副司令官の葬儀

先日、アメリカの空爆で殉教したイラクの民兵組織ハシャドアルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官の葬儀が、イラク南部の港湾都市バスラにて数十万人の参加により執り行われました。

イルナー通信によりますと、アルムハンディス副司令官の遺体は7日火曜、イラン南部の都市アーバーダーンから同司令官の出身地であるバスラまで運ばれ、イラク市民が悲しみに暮れる中、葬儀が行われました。

イラクの報道各社は、「アルムハンディス司令官の葬列は、イラン・イラクの国境都市シャラムチェからバスラ市中心部まで、50万人を越える人々とともに進んだ。この葬儀は、かつてないほどの規模で壮大に行われた」と報じました。

アルムハンディス副司令官の遺体は、6日月曜、イランのソレイマーニー司令官の遺体とともにDNA鑑定のため、イラン南西部の町アフワーズに運ばれ、その後テヘランをはじめとしてマシュハド、ゴム、アーバーダーンといったイランの各都市をめぐり葬儀が行われました。同副司令官の遺体はバスラでの葬儀の終了後、イラクの聖地ナジャフに運ばれ、そこで埋葬されることになっています。

こうした中、イラン市民数十万人、政府関係者や軍関係者らが7日火曜、イラン南東部ケルマーン州で行われたソレイマーニー司令官の葬儀及び埋葬式に参加しました。

ソレイマーニー司令官は3日金曜未明、イラク政府関係者の招聘により同国を訪問していましたが、イラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官及びほかの8名らとともに、イラク・バグダッド空港付近で米軍の空爆を受け殉教しました。

アルムハンディス副司令官の葬儀
アルムハンディス副司令官の葬儀

 

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