レバノン・ニュース局が、在イラク米軍基地の最新映像を公開(動画)
レバノンのニュースサイト・アルアヘドが、在イラク・アサド米軍基地がイランのミサイル攻撃で大きく破壊された様子を撮影した動画を公開しました。
動画は、次のように報じています。
「ここは、イラクにあるアサド空軍基地の中のイランイスラム革命防衛隊のミサイルが命中した箇所だ。米兵らは、ここが兵士らの宿舎だったが被害を受けたのはここだけではなく、ここはミサイルが命中した一カ所に過ぎないとしている。我々は、イランのミサイル攻撃から11日後にここに来ている。この数日間で、ミサイル攻撃による破壊の跡地の多くは、片付け作業が進んでいるが、それでもこれらの地点に視点を投じると、ここに甚大な被害が加えられた事が分かる。カメラはこの宿泊施設に及んだ被害の大きさを正確に捉えている。
米側は、今回の攻撃で米兵11人が爆風により負傷したと表明した。ここにあったコンクリートも取り替えられ、新しいものが入ってきている」
さらに続けて、米兵の1人は記者とのインタビューで次のような主張を繰り返しています。
「我々の間から出た負傷者は、爆風によるものだった。攻撃を受けた当時、様々な部隊が出動態勢を整えていたが、負傷の原因は大規模な爆発によるものだった」
ここで注目すべきことは、米国がアサド空軍基地に対するイランのミサイル攻撃の人的被害が大したものではなかったと吹聴しようとする中で、米トランプ大統領がこの攻撃後に米兵への被害はなかったと主張していたことです。しかし、報道各社がこの攻撃で負傷した兵士らの搬送を報道したことを受け、米国防総省はアサド基地で米兵11人が、爆風により負傷したと発表するに至ったのです。
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