1月 26, 2020 21:31 Asia/Tokyo
  • 航空地図
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駐イラク・アサド米空軍基地に対するイランのミサイル攻撃を受け、航空地図によればこの攻撃で発生したと思われる死傷者が、イラク・バグダッドからドイツ及びアメリカに搬送された可能性が浮上しています。

IRIB通信記者の報告によりますと、正式な航空地図では、今月8日午前1時35分に実施された、アサド空軍基地に対するイランのミサイル攻撃からちょうど数時間後に、この攻撃での死傷者と思われる人々がバグダッドからドイツに搬送されていることが示されていますが、その一方でアメリカは当初、この作戦での死傷者は無かったと表明していました。

アメリカの死傷者搬送専用機C17は、イラク時間の8日午前11時20分、すなわちイランのミサイル攻撃から10時間後にアサド空軍基地からバグダッドに向けて出発し、そのおよそ11時間後にドイツに戻っています。

この情報によれば、この専用機はドイツに数時間留まったあと、アメリカに直行し、同国メリーランド州にある軍用キャンプに着陸したとされています。

こうした中、アメリカは当初、今回のミサイル作戦による死傷者はいない、と発表していましたが、その9日後に正式に、11人の負傷兵が治療のためドイツに搬送されていた事を明らかにしました。

負傷者数に関する初期段階の情報が発表された数日後、アメリカ国防総省は今回の攻撃による負傷者が34人であり、そのうち8人が重症のためアメリカに搬送されたことを明らかにしています。

 

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