新型コロナウイルス
イスラエル首相が、イランのイメージ歪曲作戦に失敗して面目喪失
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ネタニヤフ首相
シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相が最近、安全保障関連の閣僚会議においてある動画を公開し、「イランは新型コロナウイルによる死亡者の遺体をごみの中に埋めようとしている」と主張しましたが、その後この動画が2007年のある連続テレビドラマの一部であったことが判明しました。
イスラエルの13チャンネルテレビは、同政権の2人の閣僚の話として、イスラエル首相府は、ネタニヤフ首相がこの動画を公開した後に、実はこの動画が2007年にアメリカで放映された短編連続ドラマの一場面であったことに気づいた」と報じています。
この報道によれば、ネタニヤフ首相は先月30日、この動画をイスラエル閣僚向けに公開したということです。
この動画は先週、一部の反イラン的なメディアによりSNS上で公開されており、ネタニヤフ首相はこの動画の内容の正当性を吟味することなく、これをイスラエル閣僚らに公開したことになります。
これ以前にも、ポンペオ国務長官をはじめとするアメリカの政府関係者らが、新型コロナウイルスの感染者や死亡者の累計数に関する、イラン保健医療教育省の統計データを歪曲しようとしていました。
WHO世界保健機関のテドロス・アダノム事務局長は最近、アメリカのニュース局CNBCとのインタビューで、こうした世論操作を否定するとともに、「WHOは、技術的な方策をもって各国の行動を監視しており、新型コロナウイルス関連のイラン政府発表の統計が虚偽であることを裏付ける証拠を確認していない」と語りました。
最近イランを訪問した、WHOのクリストフ・ヘメルマン代表もこれまでに、多数のテレビやラジオのインタビューにおいて、イランの医療スタッフや医療設備を賞賛するとともに、イランの保険医療体制が西アジア地域で最高であるとしています。
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