イラク民兵組織、「米軍の撤退で潜伏中のISIS集団も消滅」
4月 06, 2020 16:22 Asia/Tokyo
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イラク民兵組織、「米軍撤退で潜伏中のISIS集団も消滅する」
イラクのシーア派民兵組織ハシャド・アルシャビの関係者アリー・アルフサイニ氏は、米軍とテロ組織ISISの関係に触れ、「イラクにある一部軍事基地から米軍が撤退すれば、現在わが国に潜伏している中核メンバーの90%も消滅するだろう」と強調しました。
アルフサイニ氏は、イラクのニュースサイト・アルマアルーマのインタビューの中で、「米軍がISISと関係を持ち同組織を支援していることは万人の眼に明らかだ」としました。
また、「米軍は情報伝達や物資の面でISISを支援してきた。イラク・キルクークにある軍事基地K1などの基地から米軍が撤退すれば、こうした支援も減少あるいは停止される可能性がある。今後何日かのうちにISIS中核集団の弱体化が見られるだろう」との見解を示しました。
ここしばらく、イラクにいる米軍部隊は複数の基地を引き上げ、アサド空軍基地などイラク国内のより大規模基地に移動しています。
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