イラク元首相、「米は対ISIS戦争でイラクを支援せず」
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イラク元首相だったヌーリー・マレキ氏が、「テロ組織ISISを相手としたイラクの政府と軍の戦いにおいて、アメリカはイラクに全く軍事支援を行わなかった」と語りました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
7月 02, 2020 20:48 Asia/Tokyo
  • イラク元首相だったヌーリー・マレキ氏
    イラク元首相だったヌーリー・マレキ氏

イラク元首相だったヌーリー・マレキ氏が、「テロ組織ISISを相手としたイラクの政府と軍の戦いにおいて、アメリカはイラクに全く軍事支援を行わなかった」と語りました。

イラクのニュースサイト、アルマアルーマによりますと、マレキ氏は「イラク軍がISISのテロリストとの戦闘状態にあったとき、アメリカはイラクに軍備機材を送付しなかった。だが、イランとロシアは自らの兵器庫をイラクのために開放した」と述べています。

ISISは、2014年にアメリカや同国に同盟する西側諸国、そしてサウジアラビアなどのアラブ諸国の軍事・経済支援を受け、イラクを攻撃して同国の北部と西部の広範囲の地域を占領するとともに、数多くの犯罪に手を染めてきました。

これを受け、イラクはイランに対し、ISISとの戦いに当たって対イラク政府支援を要請してきました。

イラク軍は、イランの軍事顧問の支援により、2017年1月17日にイラク西部にある国内最後のISISの拠点・アンバール州ラワ市の解放に成功しています。

ラワ市の解放により、イラクにおけるISISは事実上終焉を迎えたとみなされています。

 

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