パレスチナ各団体、「UAEとイスラエルの合意は取り消されるべき」
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パレスチナ各団体、「UAEとイスラエルの合意は取り消されるべき」
UAEアラブ首長国連邦とシオニスト政権イスラエルによる、外交関係成立をめぐる最終合意の発表後、パレスチナの各団体が、UAEの破廉恥な行動に手厳しい反応を示しました。
UAEとイスラエル、およびアメリカは13日木曜、共同声明を発表し、「UAEとイスラエルは国交正常化に関して合意に達した」と表明しました。
しかし、この合意はイスラム世界で大きく非難されています。
イスラエルはこれまで長年にわたり、パレスチナ人の弾圧に加えてアラブ・イスラム圏の多くを占領しています。
パレスチナイスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長、及びパレスチナ・イスラム聖戦運動のズィヤード・ナッハーラ書記長は電話での連絡において、イスラエルとUAEの合意の取り消しを強調するとともに、国民の団結の強化により、UAEとイスラエルの合意に対し共同で措置に踏み切ることを強調しました。
また、パレスチナ自治政府も、同国ラマッラ駐在のUAE大使を呼び出すとともに、UAE・アブダビ駐在のパレスチナ大使を召還しています。
ハマスの報道官は13日夜、「この危険な合意は、パレスチナ人に対する数々の犯罪を理由にUAEがイスラエルに与えた無料の報酬に等しい」と語りました。
イラン外務省も、イスラエルとUAEの国交樹立を非難するとともに、「抑圧されたパレスチナ国民および、自由なる世界のすべての諸国民は決して、略奪的な犯罪者たるイスラエル政府との国交正常化や、このいかさま政権の犯罪との共謀を許すことはないだろう」と表明しています。
トルコ政府のイブラヒム・カリン報道官も、イスラエルとUAEの合意を非難し、「パレスチナ国民の運動と、彼らに対する背信者の敗北は、必ずや歴史に刻まれるだろう」と語りました。
さらに、米議会で初のパレスチナ系女性議員ラシダ・タリーブ氏も同日、「イスラム教徒は、トランプ米大統領とネタニヤフ・イスラエル首相による欺瞞的合意に騙されることはない」と述べました。
タリーブ議員はツイッター上で、「トランプ大統領とネタニヤフ首相の合意は、パレスチナの苦痛を緩和するのではなく、これを当たり前のものにすることになる」と非難しました。
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