シリア大統領補佐官、「占領軍とは協議の意向なし」
8月 16, 2020 17:33 Asia/Tokyo
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シャアバーン・シリア大統領補佐官
シャアバーン・シリア大統領補佐官が、「シリア政府は、わが国を占領している国とは協議する意向がない」と語りました。
ポンペオ米国務長官は最近、「トランプ米大統領は、アサド・シリア大統領に宛てて、同国で拘束中のアメリカ市民1名に関し、直接に協議を申し入れる書簡を送付している」と述べています。
レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、シャアバーン補佐官は「シリア政府は、わが国が占領されている中で、占領者側と協議する可能性はない」とし、「アメリカは、シーザー法と称する制裁行使により、わが国の国家主権や国家の決定権を剥奪しようとしている」と語りました。
また、UAEアラブ首長国連邦とシオニスト政権イスラエルの関係正常化に関しても、「イスラエルとの関係正常化に踏み切る国は、何の利益も得ることはないだろう」としています。
トランプ米大統領がUAEとイスラエルの関係正常化を工作したことで今月13日、UAEとイスラエルは関係正常化をめぐり合意しましたが、この合意は各方面から大きく非難されています。
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