イラク軍 同国からの米軍撤退を強調
10月 11, 2020 20:42 Asia/Tokyo
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イラク軍共同指令部のアルハファージ司令官
イラク軍共同指令部のアルハファージ司令官は、イラクから駐留しているアメリカ主導の有志連合軍が、スケジュールで決まった時期のイラク撤退を義務つけられている、としました。
アルハファージー司令官は11日日曜、イラクのNINA通信のインタビューで、「アメリカが主導する有志連合軍の撤退プロセスは、イラク政府と野間で得られた合意に基づき継続され、完全に実施される必要がある」としました。
また、「イラク軍共同司令部は、占領軍につながりのあるテロ組織の追跡を強化し、イラク領土が隣国への攻撃のために使用されることを許可しない」と語りました。
イラクのカディミ首相は今月3日、「今年8月のイラクとアメリカの戦略協議での合意に基づき、イラクに駐留する米軍のうち、これまでに2500人が同国を撤退しており、今後もこの撤退が継続されるだろう」と述べました。
また、イラクのフアード・フセイン外相も今月5日、新たに米軍兵士1500人がイラクを撤退したことを明らかにしました。
イラクの各グループや国民の大半が、自国からの米軍撤退を求めており、同国議会も米軍追放法案を可決しています。
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