イスラエル首相が、米の核合意復帰についてバイデン氏を脅迫
11月 23, 2020 16:13 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相が、アメリカの次期大統領とされるバイデン氏に対し、核合意復帰を避けるようにと間接的な警告メッセージを発しました。
ニュースサイトArab48によりますと、ネタニヤフ首相は22日日曜、ある式典における演説でバイデン氏に向けて、核合意への復帰は禁じられていると述べました。
オバマ前政権時代の国務省国際エネルギー担当特使・調整官でありバイデン氏の元相談役であるエイモス・ハックスタイン氏(Amos Hochstein)は先日、バイデン氏は就任後すぐに核合意に復帰する意向であるものの、一部の条項に変更を加えようとしていると述べています。
アメリカは2018年、一方的に核合意から離脱しました。
トランプ米大統領は、核合意離脱といわゆる「最大限の圧力」政策によって、自身が主張するところの「より良い合意」のための協議の席にイランを着かせると約束していました。
しかし離脱から2年以上が経過しても、米政府はこの反イラン的目標を達成できずにいます。
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