サウジ主導アラブ連合の戦闘機がイエメン各地を空爆
(last modified Thu, 03 Dec 2020 12:44:19 GMT )
12月 03, 2020 21:44 Asia/Tokyo
  • サウジ主導アラブ連合の戦闘機
    サウジ主導アラブ連合の戦闘機

サウジ主導アラブ連合軍の複数の戦闘機が2日水曜、イエメンのマアリブ県およびジャウフ県の住宅地を再び空爆しました。

シリアのアルハバリーヤテレビによりますと、サウジ主導アラブ連合軍の複数の戦闘機は、マアリブ県およびジャウフ県の各地において10回以上にわたり空爆を行いました。

一方、イエメン軍は2日、「サウジアラビアの侵略者とその傭兵たちは、イエメン西部フダイダ県での停戦合意に過去24時間で176回違反した」と発表しました。

スウェーデンにおいてイエメン・サヌアの代表団とサウジ政府代表団が合意した停戦は、2018年12月18日未明からフダイダ県で開始されましたが、アラブ連合軍は毎日のようにこれに違反しています。

これまでにイエメン戦争終結に向けた動きが取られましたが、アラブ連合軍は毎回約束を破り、現在暗礁に乗り上げています。

サウジアラビアは、アメリカ、アラブ首長国連邦、その他複数の国の支援を受けて、2015年3月からイエメンへの軍事侵攻を開始し、同国を全面的に封鎖しています。サウジとその同盟国による攻撃で、これまでに1万6000人を超えるイエメン人が死亡し、数万人が負傷、数百万人が難民となっています。

 

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