ヒズボッラー事務局長、「私の暗殺は、イスラエル、米国、サウジアラビアの共通の願望」
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レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長は、ヒズボッラーの指導者と司令官たちをテロの標的にすることは、米国とシオニスト政権の共通の目標であるとし、「最近、さまざまな情報源から私の暗殺の可能性について警告や強調があった」と述べました。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
12月 28, 2020 17:37 Asia/Tokyo
  • レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長
    レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長

レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長は、ヒズボッラーの指導者と司令官たちをテロの標的にすることは、米国とシオニスト政権の共通の目標であるとし、「最近、さまざまな情報源から私の暗殺の可能性について警告や強調があった」と述べました。

ファールス通信によりますと、ナスロッラー事務局長は27日日曜夜、 レバノンのアルマヤディーンテレビのインタビューで、「私は、殉教したイランのソレイマーニー司令官がテロ暗殺される前であれ後であれ、米国とシオニスト政権の標的の1人であり、米大統領選挙の前からそのための工作がさらに多くなった。というのは、トランプ氏が米大統領選挙に影響力を及ぼすためには、このような措置を必要としていたからである」と述べました。

そして、サウジ政権でさえナスロッラー氏の暗殺を模索していることを指摘し、「サウジのムハンマド皇太子は、米国訪問中に、彼のためにこの仕事(ナスロッラー氏の暗殺)を行うようにアメリカに求めた」と語りました。

また、殉教したソレイマーニー司令官とイラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアルムハンディス副司令官の暗殺は、殉教したエマド・ムグニエ司令官(シリアにおけるレバノンのヒズボッラー司令官)やモフセン・ファフリーザーデ氏(イランの核・防衛科学者)の暗殺作戦とは異なり、隠さない明確な作戦であった。これらのテロは、イスラエル、米国、サウジアラビアの3国が計画した陰謀の一部である」と語りました。

そして、「ソレイマーニー司令官暗殺という犯罪は、アメリカだけの単独犯行でなく、イスラエルとサウジアラビアも犯罪に協力していた」と述べました。

ナスロッラー事務局長は、「米国は、ソレイマーニー司令官とアルムハンデス副司令官の暗殺により、抵抗の枢軸が終わりを迎えるだろうと確信していた。しかし、この枢軸は1人か2人の力に限定されるものではなかったし、今後も限定されることはないだろう」と述べました。

そして、現在の米国大統領が今後行動を起こす可能性に関して、「とくに、大きな狂気を持つトランプ氏の人格により、この点に関しは全ての可能性があるが、これらのすべての発言と行動は、抵抗の枢軸に対して米国とシオニスト政権が仕掛けた心理戦争に沿って行われている」と述べました。

 

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