イエメン当局、「アラブ連合軍は、イエメンに対しクラスター爆弾を使用」
2月 01, 2021 17:43 Asia/Tokyo
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クラスター爆弾
イエメン当局は、サウジアラビア主導のアラブ連合軍がイエメン侵略開始以来、これまでにイエメン国民に対し3000個以上のクラスター爆弾を使用していることを明らかにしました。
イエメンのアルマシーラ・テレビによりますと、イエメンの地雷除去センターの責任者であるアリー・サフラ氏は31日日曜夜、「正確な統計によれば、アメリカ、イギリス、ブラジルの製造した8種類のクラスター爆弾がイエメンに対して使用されている」と語りました。
また、これらの爆弾により、これまでにイエメン人1000人以上が死亡し、その大部分は牧草地や耕地で命を落とした女性と子供である、と強調しました。
さらに、「主要な問題は残留不発弾であり、国連もこれらの爆弾の除去に必要な装置を我々に提供せず、主導アラブ連合郡もこうした装置のイエメンへの搬送を許可しない」と述べました。
ウジアラビアは、アメリカ、アラブ首長国連邦、その他数か国の支援を得て、2015年3月からイエメンへの軍事侵攻を開始し、同国を全面的に封鎖しています。
サウジアラビアとその同盟国が起こした戦闘により、イエメンではこれまでに1万6000人以上が死亡、数万人が負傷し、何百万人もの人々が住む家を失っています。
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