イエメンで患者8万人以上死亡 同国空港封鎖の影響で
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イエメンのサヌア国際空港の責任者ハリド・アルシャリフ氏が、サウジアラビア主導アラブ連合軍による同空港の封鎖により、治療のための海外渡航ができなかったイエメン人患者8万人以上が死亡していることを明らかにしました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
2月 08, 2021 17:45 Asia/Tokyo
  • イエメンのサヌア国際空港
    イエメンのサヌア国際空港

イエメンのサヌア国際空港の責任者ハリド・アルシャリフ氏が、サウジアラビア主導アラブ連合軍による同空港の封鎖により、治療のための海外渡航ができなかったイエメン人患者8万人以上が死亡していることを明らかにしました。

レバノンのニュースサイト・エルナシュラが7日日曜、報じたところによりますと、アルシャリフ氏は、「イエメン人が抱えている苦しみは、4年半からサヌア空港の封鎖により倍増しており、国際社会はこの状況を傍観しているだけである」と語りました。

また、イエメンの患者45万人以上が、戦争の継続やイエメン封鎖による保健衛生状況の悪化により、治療目的での国外渡航を必要としている」と述べています。

サウジ主導アラブ連合軍は、2015年3月から複数のアラブ諸国が集まった連合という形で、米国の支援と暗黙の了解のもと、追放されたハーディ元イエメン大統領の復権を口実に、自身の政治的目的と野心を実現するため、アラブ圏最貧国のイエメンに対して大規模な攻撃を開始しました。この攻撃の結果として、イエメンではこれまでに数千人の人々が殺害されています。

 

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