国連イエメン特使が、イエメンでの軍事的緊張増加に懸念を表明
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グリフィス国連イエメン問題担当特使が、サウジアラビアに対する無人機攻撃および、イエメン首都サヌアへのサウジ主導アラブ連合軍の空爆の増加に懸念を示しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
3月 17, 2021 15:35 Asia/Tokyo
  • グリフィス国連イエメン問題担当特使
    グリフィス国連イエメン問題担当特使

グリフィス国連イエメン問題担当特使が、サウジアラビアに対する無人機攻撃および、イエメン首都サヌアへのサウジ主導アラブ連合軍の空爆の増加に懸念を示しました。

ロシアのアラビア語チャンネル「ロシア・アルヨウム」によりますと、グリフィス特使は16日火曜、ある報告において「イエメンの民間人に対する紛争の影響を減らすためには、停戦、サヌア空港の再開、燃料やその他の物資の国内搬入が、主な必須事項となる」と述べています。

また、「イエメンでの軍事衝突は、同国中部マアリブ州での同国シーア派組織アンサーロッラーの作戦の継続、サヌアへのアラブ連合軍の空爆、ミサイルと無人機による対サウジ攻撃の増加によって激化している」としました。

イエメン政府はこれまでに何度も、同国の船舶の拿捕・押収とイエメン各空港の閉鎖に対する国連の沈黙を批判するとともに、「国連と国際社会はイエメンでの平和確立を支援していない」と表明しています。

サウジ主導アラブ連合軍によるイエメン攻撃は、まもなく7年目に突入しようとしています。

戦争に加えて、イエメンは過去6年間全面的な封鎖下に置かれてきました。

この戦争でこれまでに1万7,000人以上が死亡、数万人が負傷したほか、約400万人が住む家を失い難民化し、イエメンのインフラの85%以上が破壊されています。

 

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