ヨーロッパ、「パレスチナ被占領地での入植地建設は違法」
(last modified Thu, 06 May 2021 10:09:56 GMT )
May 06, 2021 19:09 Asia/Tokyo
  • シオニストによる入植地建設
    シオニストによる入植地建設

EUの外務省に当たるEEAS欧州対外活動庁のピーター・スターノ報道官が、パレスチナの固有の領土でのシオニストによる入植地建設の違法性を強調し、聖地ベイトルモガッダス・東エルサレム内のシェイフジャッラーフ地区の情勢に関して懸念を示しました。

ファールス通信によりますと、スターノ報道官は6日木曜、声明を発表し、パレスチナ被占領地におけるシオニスト政権イスラエルの入植地建設および、パレスチナ人民家の破壊を非難しています。

また、シェイフジャッラーフ村に対するイスラエル軍の攻撃や、パレスチナ人への自宅退去強制に触れ、「被占領地内での民家の破壊の増加や、シェイフジャッラーフ地区での情勢は、強い懸念を生み出している」としました。

この声明ではさらにイスラエル政府関係者に対し、彼らの違法な行動の停止が強く求められています。

これに先立ち、グテーレス国連事務総長もイスラエル政府に対し、パレスチナ領内での入植地建設の停止を求めています。

イスラエル裁判所は今月2日、シェイフジャッラーフ地区内のパレスチナ人家族数世帯に対し、シオニスト入植者のために没収された住居からの立ち退きを命じました。

イスラエルのこの行動を受け、聖地ベイトルモガッダス・エルサレム領内でパレスチナ人数百人が抗議デモを行いましたが、イスラエル軍の激しい暴力と弾圧に遭遇しました。

イスラエルは、聖地内のパレスチナ人の民家数十戸を没収し、多数のパレスチナ人を難民化に追い込んでいます。

 

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