イスラエル首相がアクサーモスクへの襲撃継続を命令
7月 19, 2021 14:50 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルのベネット首相が、シオニスト入植者らにアクサーモスクへの襲撃を継続するよう命じました。
ユーロニュースによりますと、ベネット首相はシオニスト政権の公共治安相および全軍監察総監とともに、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの治安状況と、同地にあるアクサーモスクで18日日曜に起きた出来事を調査したうえで、シオニスト入植者らに対し同モスクへの統制がとれて安全な襲撃継続を命令しました。
シオニスト入植者数百人は、ローマ帝国による「エルサレム第二神殿の破壊」のユダヤ暦記念日にあたる18日、この神殿の跡地にたてられたとされるアクサーモスクを襲撃しました。
パレスチナ・ワクフ省は、今朝からおよそ500人の入植者らがシオニスト政権警察の支援を受けながらアクサーモスク境内に侵入したと発表しています。
同モスクの管理者は、「シオニスト政権警察はパレスチナ人の礼拝者らを解散させるために、音響爆弾や催涙ガス、実弾を使用した」と述べました。
続けて、「このような襲撃は、(ユダヤ教の主要教派で聖典とされている)タルムードにある教えの実践などではないだけでなく、その目的はシオニスト政権によるアクサーモスクへの政治的支配という欲望によるものだ」と強調しました。
80のシオニスト急進派グループや団体は、この記念日にあわせてアクサーモスクを襲撃するよう呼びかけていました。
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