サウジ軍が、イエメン各地を攻撃

サウジアラビアが主導するアラブ連合軍が、停戦に違反し、イエメン各地を攻撃しました。

アルアーラムチャンネルが１２日木曜報じたところによりますと、サウジアラビア軍の戦闘機がイエメン北部イムラン州にある同国の軍事基地を攻撃し、これにより、イエメン軍兵士２名が死亡しました。

サウジの戦闘機はまた、イエメン南部バイダ州にある町を攻撃し、停戦に違反し他、北部サアダ州やジャウフ州、南部のタイズ州の上空を飛行しました。

サウジアラビアは、アメリカの同調により、地域の一部のアラブ諸国と共に、自ら支持するイエメンのハーディー前大統領を政権に復帰させる目的で、昨年３月２６日からイエメンに対する大規模な攻撃を開始しています。これらの攻撃により、現在まで、女性や子供を含むイエメン人数千人が死亡、また、多数が難民となり、同国のインフラ設備、サービス、医療施設の８０％が破壊されています。