バーレーンの裁判所が、同国の政治活動家に9年の禁固刑
May 30, 2016 21:12 Asia/Tokyo
バーレーンの裁判所は、同国の国民の革命を弾圧する中、有名な反対派に対する禁固刑の刑期を延長しました。
バーレーンのテレビ・ルアルアによりますと、バーレーンの裁判所は、30日月曜、バーレーンのヴェファーク党の事務局長サルマン師に対する禁固4年の一審判決を変更し、刑期を9年に延長しました。
バーレーンのヴェファーク党は、サルマン師に対するこの判決を挑発的なものとして否定し、「この判決は、国内での政治的危機の継続を招くことになるだろう」としました。
こうした中、29日日曜、バーレーンの人々はデモを行い、サルマン師をはじめとする拘束中の全ての政治犯の即時釈放を求めました。
バーレーンのハリーファ政権は、2015年6月、人々を扇動させたという根拠のない容疑でサルマン師に対し4年の禁固刑を言い渡しました。
バーレーンでは、2011年以来、ハリーファ政権に反対する国民の抗議運動が行われています。バーレーン国民は、自由、公正の確立、差別の撤廃、民主政権の樹立などを求めています。
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