サウジ主導アラブ連合軍が、イエメン国民に対しクラスター爆弾を使用
4月 05, 2022 17:17 Asia/Tokyo
イエメンの軍事当局が、サウジアラビア主導アラブ連合軍は過去7年間、イエメン国民に対して、300万個に及ぶクラスター爆弾を使用してきた、としました。
イエメンのアルマシーラ・テレビによりますと、地雷処理執行センターの所長を務めるアリー・サファラ准将は4日月曜、「過去7年間に、イエメンの70の郡や15の州で300万個以上の不発クラスター爆弾が撤収されている」と語りました。
また、「我々は、ひとつの大惨事に遭遇している。様々な国で製造された15種のクラスター爆弾がアラブ連合軍によってイエメンに対して使用されている」と述べました。
最近では、イエメン西部フダイダ州で、150人の民間人が不発のまま残されたクラスター爆弾の爆発により死傷しています。
アラブ連合軍は2015年以来、イエメンへの空爆において、通常爆弾だけでなく、クラスター爆弾や化学爆弾などを何度も使用しており、また同連合軍に凶器を提供しているのは西側諸国です。
この他、アラブ連合軍がイエメンに対して使用している禁止兵器として細菌爆弾、真空爆弾、白リン弾、ナパーム爆弾(焼夷弾)、マスタードガス及び各種のミサイルがあげられます。