ヨルダンが、アクサーモスク襲撃事件に激しい非難声明
4月 18, 2022 16:03 Asia/Tokyo
ヨルダン外務省が、シオニスト政権イスラエルが歴史的・法的状況を改変するために聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにあるアクサーモスクで続けている行為は緊張を引き起こす原因となり、国際法の原則でも否定されるものだとしました。
アクサーモスクの境内では今月15日、この1年にシオニスト政権軍とパレスチナ人礼拝者との間で起きた中でも最も激しい衝突が起き、これにより少なくとも160人のパレスチナ人が負傷しました。
シオニスト政権軍と入植地住民は、17日日曜にもアクサーモスクを襲撃してパレスチナ人と衝突し、パレスチナ側から17人の負傷者が出ました。
ロシアのアラビア語チャンネル・ロシアアルヨウムによりますと、ヨルダン外務省のHaitham Abu Al-Foul報道官は17日日曜、「アクサーモスクは完全に、イスラム教徒の信仰の場である。ヨルダン宗教省のワクフ・アクサーモスク関係庁は、同モスクに関連する全ての事柄の管理やそこへの出入り調整の正当な独占的権利を持つ、唯一の法的機関である」と強調しました。
同報道官は続けて、一部の者たちが語っている、シオニスト政権の警察部隊はアクサーモスクの聖域に非イスラム教徒が入る許可を与えることができるという内容を否定し、「これについては、聖地を管理するヨルダンのワクフ庁が独占的な決定権を有している」と指摘しました。
そして、「パレスチナでの最近の緊張に対する責任を国際社会は受け入れ、シオニスト政権に対し圧力をかけるべく早急な措置を取る必要がある」としました。
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