パレスチナ組織、「抵抗はパレスチナ人の権利」
パレスチナ各組織が、「聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを占領するシオニスト政権イスラエルに対しての抵抗は、パレスチナ人の権利である」としました。
この数ヶ月、シオニスト政権軍と入植地住民がパレスチナ人に対して行う犯罪は、多角的かつ大幅に増加しています。このような犯罪行為により、数十人のパレスチナ人が殉教したほか、負傷者も数百人にのぼっています。
パレスチナの通信社アルヨウムによりますと、パレスチナの各抵抗組織は同国ガザ地区で開催した会議において、シオニスト政権の犯罪に対して抵抗を続けていくことを強調し、「我々は、シオニスト政権に拘束されハンガーストライキを行っているパレスチナ人捕虜たちの件について、追求を続けている。彼らを取り戻し家族の元へ帰すために、持てる限りの力を使うつもりである」と表明しました。
パレスチナ人捕虜のKhalil Awada氏およびRaed Ryan氏は、それぞれイスラエル刑務所での102日間と67日間におよぶハンガーストライキの後、体調が悪化しました。
パレスチナ・イスラム聖戦運動の政治局員、Khalid Battash氏は、この会議の後に記者団に対し、「占領者たるシオニスト政権イスラエルは、自身の刑務所でハンガーストライキを行ったパレスチナ人捕虜の生命について全責任を負う」と語りました。
続けて、人権団体に対し、このようなパレスチナ人捕虜の要求に応えて、行政拘禁の終了と拘束者らの治療を受ける権利のために行動をおこすよう求めました。
シオニスト政権の刑務所には、現時点で170人の子ども、39人の女性、数十人の高齢者を含む4800人以上のパレスチナ人が、劣悪な環境のもとに抑留されています。