CIA元長官の告白がSNS上で注目
7月 23, 2022 18:13 Asia/Tokyo
CIA・米中央情報局元長官のジェームズ・ウルジー氏が、他国の選挙への干渉を告白し、SNS上で大きく注目されています。
ファールス通信によりますと、ボルトン元米大統領国家安全保障担当補佐官による、外国のクーデターへの干渉に関する告白が物議をかもしている一方で、一部のSNSユーザーはウルジー氏もこれに先立ち、アメリカが他国の選挙に干渉していた事実を認めている、としています。
ウルジー氏はすでに、アメリカが他国の選挙に干渉している事実を認める発言をしていました。
ウルジー氏はクリントン政権時代、CIAの長官を務めていました。
その一方で、アメリカ政府はこれまでにたびたび、他国の選挙への干渉を理由にロシアに矛先を向けています。
過去にアメリカの国連大使を歴任したボルトン氏は今月19日、「アメリカは外国でのクーデター計画を幇助していた」と語りました。
また、評論家に対する反論として、彼らを臆病者だとし、「評論家はアメリカを守るためにどうすべきかを知らない」と述べています。
2018年から2019年のトランプ前政権時代に大統領補佐官だったボルトン氏は、世界のいずれの国の政権の転覆に関与したかは明らかにしませんでした。
アメリカの対イラク軍事攻撃の支持派の1人でもあったボルトン氏は、イランや北朝鮮に対する攻撃をも支持していました。
しかし、ボルトン氏のこうした干渉的なアプローチは最終的にトランプ前大統領の反対を受け、ボルトン氏は2019年に解任されています。