8月 09, 2022 21:01 Asia/Tokyo

FBI・米連邦捜査局は8日、フロリダ州パームビーチにあるトランプ前大統領の別荘を家宅捜索しました。

CNNによりますと、今回の家宅捜索は、2020年の大統領選結果を覆す試みに関するものと、トランプ氏の機密文書の取り扱いに関するものです。

関係者によると、家宅捜索は8日早朝から始まりました。捜査当局はトランプ氏のオフィスや私室があるクラブ周辺を重点的に捜索している様子だということです。

トランプ氏は捜索時には別荘にいませんでしたが、CNNの取材に対し、家宅捜索は予告なしに行われたとし、「彼らは私の金庫にまで押し入った」と述べました。

また、トランプ氏自らが設立したSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「私の美しい家、フロリダ州パームビーチのマール・ア・ラーゴが現在包囲され、捜索され、大勢のFBI捜査員に占拠されている」と投稿しました。

国立公文書館は以前、ホワイトハウスの文書が入った箱少なくとも15箱がトランプ氏の別荘から回収され、その一部には機密文書も含まれていたと明らかにしていました。

これらの箱は、昨年1月のトランプ氏退任の直前に運び込まれていたことが分かっており、トランプ氏支持派による議会襲撃事件との関連が疑われています。

また、米紙ニューヨーク・タイムズのマギー・ヘイバーマン記者は、トランプ氏が職務上のメモを破ってホワイトハウス内のトイレに流し捨てたとする写真をこのほど自著で公表しました。

公表された写真は2枚で、1枚の写真はホワイトハウスのトイレ、もう1枚は外遊中のものとヘイバーマン氏は語っています。

トランプ氏に関しては以前から、文書や下書き、メモを読んだ後に破り捨てたり、ホワイトハウス内のトイレに流し捨てたりする癖があったと報じられてきました。トランプ氏本人はこのような報道を否定しています。

 


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