パキスタンで反米デモが継続

パキスタン北部のハイバルパフトゥンハー州で、人々がアメリカの政策に反対するデモを実施しました。

パキスタンのラジオが12日日曜、報じたところによりますと、ハイバルパフトゥンハー州の主要都市パラチナルで多くの人々が街頭に繰り出し、アメリカ政府の好戦主義政策に反対するデモを行いました。

デモへの参加者は、スローガンを唱え、パキスタンにおけるアメリカの空爆の停止を求めました。

10日金曜にも、パキスタンの首都イスラマバードで、アメリカの使節団のパキスタン訪問と同時に、アメリカ政府の政策に抗議するデモが実施されました。

パキスタンのラヒール・シャリフ陸軍参謀長は、10日、アメリカ陸軍のジョン・ニコルソン大将やアメリカのリチャード・オルソン・パキスタン・アフガニスタン問題担当特別代表と、イスラマバードで会談し、パキスタン南西部のバルチェスタン州におけるアメリカ軍無人機の攻撃をパキスタンの主権への侵害としました。