英で７歳女児が誘拐・暴行

複数の報道から、英マンチェスターで７歳の女の子が通りを歩いている途中に誘拐され、ワゴン車に連れ込まれた上で性的暴行を受けたことが判明しました。

英国での殺人・暴行などの犯罪は、ここ数週間で著しく増加しており、警察は大半の犯人を逮捕できておらず、事件現場周辺の住宅に設置された監視カメラの映像を利用しているのが実情です。

ＩＲＩＢ通信によりますと、英警察は初動捜査の結果として、この７歳の女の子が現地時間の夕方４時ごろに誘拐され、単独または複数犯によりワゴン車で森林公園まで連れ去られた後、暴行され、同公園内の別の場所に置き去りにされたと発表しました。

この事件に関して、警察は３５歳の男を逮捕しましたが、身元は明らかにせず、共犯者を探しているとしています。

警察は容疑者の顔写真を一部メディアで公開し、市民に対し、犯人につながる情報であればいかなるものでも提供してほしいと呼びかけています。

英首都ロンドンでは４日間で６件の殺人事件が起こっており、同国の治安悪化が再び取り沙汰されています。

警察の報告によれば、今年初めから現在までにロンドンだけで６６人が殺害され、そのうち３分の１が銃撃、その他が刃物や鈍器などによる殺人でした。

英国全土の今年の殺人件数はまだ公表されていませんが、昨年は女性をはじめとするおよそ７００人が殺害されています。

同国の公式統計によれば、昨年、ロンドンを中心におよそ殺人・暴行をはじめとする６００万件以上の犯罪が発生しています。

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