米ノースカロライナ州で15歳の少年が銃乱射、5人が死亡
(last modified Sat, 15 Oct 2022 05:14:34 GMT )
10月 15, 2022 14:14 Asia/Tokyo
  • 米ノースカロライナ州で15歳の少年が銃乱射、5人が死亡
    米ノースカロライナ州で15歳の少年が銃乱射、5人が死亡

米ノースカロライナ州ローリーで13日夜、15歳の少年による銃乱射事件があり、5人が死亡、2人が負傷しました。

フランス通信が14日金曜、地元当局の発表として報じたところによりますと、事件は、市内で人気の遊歩道とその周辺で発生しましたが、詳細な経緯は公表されていません。

警察によると、容疑者は住宅に数時間立てこもった後、警官に撃たれ身柄を拘束され、現在、容疑者の少年は重体だということです。

記者会見したローリー警察署長によりますと、銃撃により出勤途中だった警官(29)と少年(16)、35~52歳の女性3人が死亡したほか、負傷した59歳の女性が重体で入院中となっています。

現在のところ、犯行動機は調査中だといことです。

ジョー・バイデン米大統領は声明で、事件を非難した上で、国内では銃撃事件があまりにも頻発しており、全国的なニュースとならないものさえあると指摘しました。

また、こうした事件で頻繁に使われる高性能ライフルの禁止を改めて訴えています。アメリカではこれまで、ライフル規制は野党・共和党の反対によって何度も阻止されています。

公式統計によりますと、米国内にはおよそ2億7000万から3億丁の銃器が出回っています。これは国民一人当たりほぼ1丁の武器を持っている計算になります。

全米各地では、武器携帯が自由であるために毎日のように銃犯罪が起こっており、その大半で死者が出ています。しかし、銃ロビー団体の力が非常に強いことから、米議会は武器所有を制限するには至っていません。

 


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