欧州防衛機関、「防衛盾として米に頼ることはできない」

EDA・欧州防衛機関がウクライナ戦争に反応し、「長期的に一つの防衛用の盾してアメリカに希望を寄せることはできない」と警告しました。

イルナー通信が17日土曜、報じたところによりますと、欧州防衛局は、「ウクライナでの戦況及び、米が欧州から極東に視線を移したことに注目し、我々は自分のことを考えるべきだ」と表明しています。

また、「ヨーロッパ諸国はウクライナの兵器ニーズを確保した後、共同で軍事兵器の購入や兵器備蓄増量に向け行動すべきだ」とし、「米は常に、（軍事的）脅迫からヨーロッパを守る盾の役割を果たせる訳ではない」としました。

イジー・セディヴEDA長官は、「ロシアの対ウクライナ戦争により、我々の能力の欠如が明らかになった。重要なのは、我々自身がＥＵを市民らの確かな治安確保手段に転じさせられることだ」と述べています。

中国の英字新聞グローバルタイムズは最近、「米への依存度が非常に高くなり、ロシアとの関係を巡る問題に関して米の言いなりにならざるを得なくなっていることは、ヨーロッパにとってもはや絶対的な一大悲劇である」と報じました。

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