1月 01, 2023 20:42 Asia/Tokyo

国際通信イランプレスの記者が、ナイジェリア北部バウチ州のドゥグリおよびグワナ地域から、テロリスト集団により襲撃・略奪された同地域の様子を、写真とともに伝えています。

イランプレスは独自の報道で、これらの地域の住宅地で家々が破壊されている様子を、明瞭に伝えています。 同地域の人々は現在、住む場所を失い、近隣の街に避難しています。

イランプレスによれば、バウチ州のバラ・モハメッド(Bala Mohammed)知事は31日土曜、記者団を伴い、治安部隊に警護されながら被害を受けた同地域を視察しました。

同知事は視察の中で、「ナイジェリアの治安部隊には、略奪行為を働くテロ集団に対して直接射撃を行うよう、命令が下っている」と述べました。

同地域では先月30日、テロ集団が住宅地を攻撃し、少なくとも20人を殺害したほか、住居や農地に火をつけて破壊しました。

ナイジェリアではこの2年間、ザムファラ、ソコト、カツィナの北西部各州において、テロ集団の襲撃・略奪を中心とした治安悪化のために100 万人以上が家を追われ、隣国のニジェールにも10万人超が避難しています。

 


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