プーチン氏、西側のウクライナ軍事支援強化を非難
(last modified Tue, 17 Jan 2023 06:31:31 GMT )
1月 17, 2023 15:31 Asia/Tokyo
  • ロシアのウラジーミル・プーチン大統領
    ロシアのウラジーミル・プーチン大統領

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領との電話会談で、西側諸国がウクライナへの軍事支援を強化していると非難しました。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(アーカイブ写真)

 

フランス通信が、ロシア大統領府の発表として報じたところによりますと、プーチン氏は16日月曜、この電話会談において、ウクライナ政府が「非建設的な路線」を追求し、「兵器や軍装備品の供与を拡大する西側諸国の支援を受け、敵対行為を激化させようとしている」と主張しました。

そして、「ウクライナ政府が当てにしているのは戦争行為の激化に他ならないと注意を促し、西側の支援がそれをもたらしている」と指摘しています。

さらに、東方正教会で1月7日に祝われるクリスマスに合わせた停戦の申し出をウクライナ側が拒否したと非難しました。

その上で、「トルコ側の主導により、ロシアとウクライナ両国の人権委員が捕虜交換の問題について話し合う見通しであり、交換はまず負傷者を対象に行われる」としています。

プーチン氏とエルドアン氏の今回の電話会談ではこのほか、ウクライナ産穀物の黒海経由の輸出などに関する一連の合意の履行も議論されました。

その上でロシアとトルコの協力関係を一段と進展させる意向を再確認したということです。

なお、優先事項としてはロシア産天然ガスの供給など、エネルギー部門での協力が挙げられています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ