米国で、銃器の数が市民の数を上回る
1月 19, 2023 21:49 Asia/Tokyo
最新の調査の結果、米国内に流通する銃火器の数が、市民の数を上回っていることがわかりました。
これは、米アトランタの地元紙「アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション」が行った調査により明らかになったものです。
調査によると、米国の一般市民が保有する銃火器の数は合わせて3億9300万丁で、市民100人あたり120.48丁保有している計算です。こうした一般市民による銃の携帯は、むしろ治安の悪化につながっています。
銃犯罪の件数でアメリカは他国よりも突出しています。アメリカの人口は世界の5%を占めるにすぎませんが、銃犯罪の件数では世界全体の31%を占めています。
アメリカはまた、幼稚園などで銃犯罪から身を守る方法を教えている唯一の国でもあります。
CDC・米疾病予防管理センターによると、昨年の米国の子供や若者の死因のトップが銃犯罪で、交通事故による死者よりも多くなりました。