ロシア、「わが国には十分な量の兵器あり」

ロシア前大統領が、同国のミサイル・砲弾の備蓄量が減少しているとする西側の報告に反応して、「わが国はウクライナ戦争で戦うための十分な武器を持っている」と語りました。

ロイター通信によりますと、ロシア前大統領のメドベージェフ安全保障会議副議長は、ロシア連邦のウドムルト共和国の首都イジェフスクにある自動小銃製造のカラシニコフ社の工場を訪れ、「敵国は、我々の状況を監視しており、時々、我々が何を持っているか、持っていないかについて声明を出している。現在、彼らを失望させよう。我々はあらゆる武器を十分にもっている」と述べました。

これ以前に、ウクライナや西側諸国の政府関係者らは、「ロシアは過去11ヶ月間に、ウクライナへの攻撃のために武器不足に陥っている」と主張していましたが、メドベージェフ氏は、武器製造工場を視察する動画を公開すると共に、現場にあった無人機に触れ、「これらは、ロシアがウクライナでの特別軍事作戦のために必要とする武器である」としました。

米英を初めとする西側諸国はウクライナにおけるロシアの特殊軍事作戦の開始以来、ロシアへの圧力の強化やウクライナへの武器供与により、ウクライナでの戦火を煽っています。

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