米ワシントンで反戦デモが実施
(last modified Mon, 20 Feb 2023 12:04:34 GMT )
2月 20, 2023 21:04 Asia/Tokyo
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    米ワシントンで反戦デモが実施

米首都ワシントンDCで、「戦車に対する怒り」と称した反戦デモに多数の抗議者らが参加しました。

イルナー通信によりますと、ある反戦抗議団体が19日日曜、ワシントンで抗議デモを開催し、ウクライナに対する武器送付の停止や、NATO北大西洋条約機構の解散、そして多極的な世界の実現に向けた中国やロシアとの協力を求めました。

抗議者らはまずリンカーン元大統領記念館前に集結してから、ホワイトハウスに向かって行進しました。

今回の抗議デモには、アメリカ国務省の元関係者や活動家、ジャーナリスト、政治家を含むおよそ1000人が参加しました。なお、このデモの主催団体の1つは、今回の参加者数をおよそ3000人と算出しています。

今回のデモにはケンタッキー州選出のロン・ポール元共和党下院議員、およびオハイオ州選出のデニス・ジョン・クシニッチ元民主党下院議員、トゥルシー・ギャバード元民主党下院議員らも参加しました。

これに関して、かつてバイデン氏が上院議員時代にスタッフの助手だったタラ・リード氏(56)は、「我々はアフガニスタンからウクライナにたどり着いた。この事態はもはや停止されるべきだ。多くの人々が命を失っている」と語りました。

アメリカは、テロとの戦いを口実としてイラクやアフガニスタンをはじめとする世界各地で戦争を引き起こしましたが、それらは破壊や占領、テロ拡大を助長しただけであり、アメリカは現在では武器支援によりウクライナ戦争拡大に追い討ちをかけています。


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