2月 26, 2023 15:25 Asia/Tokyo
  • CIA米中央情報局のバーンズ長官
    CIA米中央情報局のバーンズ長官

CIA米中央情報局のバーンズ長官が、対ロシア軍事支援計画を理由に中国を非難する傍ら、「イランは、核兵器製造計画に対する決定を行っていない」と語りました。

バーンズ長官は25日土曜夜、テレビでのインタビューにおいて、ウクライナ戦争における中国の対ロシア支援という主張を繰り返すとともに、「我が国は、中国がウクライナでの特殊軍事作戦でロシア軍を支援すべく、殺傷軍事装備をロシアに提供することを検討中だと確信している」と述べています。

また、「中国はこの問題について最終決定を下していないものの、我が国は中国によるこの『非常に危険で理知を欠いた賭け』を阻止したいと考えている」としました。

さらに、ウクライナ東部ドンバス地域での特殊軍事作戦に対抗しロシア側の標的を狙うべくアメリカの諜報機関がウクライナを幇助していることを説明し、ロシアの指導者たちについて「非常に誤った仮定を次々とたてている」として非難しました。

また、イランの指導者たちが核兵器製造を行うと決定したか否かという質問に答え、「我々が把握している限り、イランの指導者らは、2003年末に中断した[核]兵器計画を再開する決定は下していない」と語っています。

その一方で、イラン国内で濃度84%へのウラン濃縮作業が行われていると主張し、「この道具(=核)には2つの基盤がある。濃縮作業-これは明らかに非常に進んでおり、彼らが望めばわずか数週間で濃度90%に到達させることも可能である-と、ミサイルシステム-これも非常に進歩しており、核兵器を搭載できるものを持っている-である 」としました。

 


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