イラン外務省報道官、「あからさまな暴力は西側の組織的イスラム恐怖症扇動の結果」 英でのイスラム教徒焼殺未遂事件受け
3月 25, 2023 17:20 Asia/Tokyo
イギリスでイスラム教徒の老人に火が付けられた事件を受けて、イラン外務省のキャンアーニー報道官が、「西側での組織的イスラム排斥やイスラム恐怖症扇動は、憎悪の拡散やあからさまな暴力という結果につながっている」と強調しました。
イギリスのバーミンガムで先日、イスラム教徒の老人がモスクを出た後に路上で火を付けられました。
公開された防犯カメラの映像には、犯人の若い男がモスクを出た老人に近づき少し話をした後、可燃性の液体を振り掛けて火を付けた様子が映されていました。

イルナー通信によりますと、キャンアーニー報道官は23日木曜、この事件についてツイッターで触れ、「バーミンガムの街頭という公共の場で、モスクから出てきたイスラム教徒の老人に火が付けられたことは、非常にショッキングな恐ろしい出来事だ」としました。
続けて、「西側での組織的イスラム排斥やイスラム恐怖症扇動は、憎悪の拡散やあからさまな暴力という結果につながっている」と指摘しました。
そして、「さらに、最近公表されたイギリス警察の構造的人種差別に関する報告も、状況が容認できないほど悪化していることを示している」と強調しました。
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