6月 20, 2023 20:04 Asia/Tokyo
  • バイデン米大統領と息子ハンター氏
    バイデン米大統領と息子ハンター氏

ウクライナのガス会社より流出した電子メールから、バイデン米大統領の息子ハンター氏によるマネーロンダリング・資金洗浄に同社が協力していたことが明らかになりました。

英紙デイリー・メールによりますと、ハンター氏は、ウクライナのガス会社とともに地中海に浮かぶ島国・マルタの銀行であるサタバンクに口座を開設していましたが、同銀行は2018年、マネーロンダリング違反のため閉鎖されました。

同氏が入手した電子メールによれば、ウクライナの国営天然ガス会社ブリスマは2014年、当時副大統領を務めていたバイデン氏の息子ハンター氏を取締役にして、サタバンクに共同口座を開設していましたが、この口座には同社から1000万ドルが振り込まれていました。

マルタの司法当局はこれに関連し、ブリスマ社が石油プラットフォーム売却において不審な取引を行っていたとしています。

マルタの英字紙タイムズ・オブ・マルタ紙は2020年12月、ブリスマ創業者であるミコラ・ズロチェフスキー氏の裁判において、同氏が2014年にマルタ国籍を申請していたことが明らかになったと報じていました。ズロチェフスキー氏とブリスマ社は2014年、イギリスの司法当局からも起訴されましたが、検察官は結論を出さずに調査を終結しており、賄賂の受け渡しの可能性が囁かれています。

ハンター氏の金融不正や道徳的腐敗が明らかにされたことで、この数週間のバイデン大統領に対する批判の波もさらに強まっています。

 

 

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