7月 01, 2023 20:56 Asia/Tokyo

フランスで抗議デモが続く中、30日金曜夜までに男性2人が死亡しました。

IRIB通信がフランス・パリから報じたところによりますと、現地メディアは、セーヌ=マリティーム県で21歳の男性が、またフランス領ギニアで54歳の男性が抗議活動の中で死亡したと報じました。前者の男性は建物から転落し、後者は流れ弾を受けて死亡したということです。

フランスのマクロン大統領は、2回目となる緊急国家安全保障会議で、今回の抗議に関連して子どもたちをコントロールするよう保護者に責任を求める一方、ソーシャルネットワークが暴力と混乱を煽っていると指摘しました。

その直後、フランス全土でツイッターを中心としたソーシャルネットワークが制限・切断されました。

フランスでは、抗議が起きてから4日目となる30日夜、警察が4万5000人の機動隊と装甲車両を投入し、街頭のデモ者を鎮圧しました。

パリ郊外ナンテールで17歳の青年がフランス警察によって殺害されたことを受け、フランスのマルセイユ、ストラスブール、ボルドー、ナント、トゥールーズ、リールといった各都市ではデモおよび衝突が起き、商店の略奪なども発生しています。

フランス内務省によれば、現地時間の1日土曜午前1時までに、470人以上が拘束され留置所に送られたということです。

 


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