ロシア国防省、黒海での航海について警告
(last modified 2023-07-20T12:20:19+00:00 )
7月 20, 2023 21:20 Asia/Tokyo
  • 黒海
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ロシア国防省が、ウクライナの港湾に向かう船舶に対し武器積載船舶と同様に対処すると警告しました。

穀物輸出合意破棄から3日後、ロシアは、20日木曜以降に黒海経由でウクライナ港湾に向かうすべての船舶は軍事貨物運搬船として、ロシア政府の軍事攻撃の標的とみなされると警告しました。

ロシアは最近、農産物の輸出に関するウクライナへの要求が拒否されたため、ウクライナとの穀物輸出協定を破棄すると表明していました。

ロシアのニュース局ロシアトゥデイによりますと、ロシア国防省は19日水曜、黒海の海上航行警報を発令し、公海の一部が「船舶にとって一時的に安全ではない」と発表しました。

米ホワイトハウスも、ロシアがウクライナの穀物施設に対する標的を拡大し、黒海の民間船舶への攻撃も行う可能性があると警告しました。

トルコ、ウクライナ、ロシア、国連はトルコ政府の仲介により2022年7月22日、トルコ・イスタンブールで「ウクライナ港湾からの穀物と食料の安全な輸送」に関する文書に署名しました。

合意成立以降、これまでにウクライナ産穀物を積載した数十隻の船がトルコのボスポラス海峡経由で世界の市場に向けて出航しています。これに先立ち、スペインの新聞は、ウクライナの港湾から輸出される穀物は主にヨーロッパ向けであると報じていました。

 


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