7月 26, 2023 19:58 Asia/Tokyo

イギリスのキリスト教司祭が、イスラム教シーア派の3代目イマーム・ホサインが遺したメッセージは世界中の人々に啓示を与えるものであるとしました。

イスラム教シーア派の3代目イマーム・ホサインはイスラム暦61年(西暦680年)のムハッラム月10日、カルバラーで殉教しました。

IRIB通信によりますと、イギリス人のフランク・ジェッリ司祭は、「堕落と闘い(ウマイヤ朝ヤズィードなどの)抑圧者に立ち向かったイマーム・ホサインの遺したメッセージは、イスラム教に限られたものではなく、キリスト教徒を含む世界のすべての人々に啓示を与えている」と述べました。

続けて、「私は、イマーム・ホサインのメッセージが全人類にとっての遺産であり、イマーム・ホサインは正義の英雄であると信じている。それゆえ、私もキリスト教徒としてイマーム・ホサインの(遺志に沿った)運動に参加すべきだと思っている。なぜなら、現代の我々も不信仰と対峙しているからだ」としました。

ジェッリ司祭は、イマーム・ホサインについての本を書き、他のイギリスの司祭たちにそのメッセージを広めています。

米シンクタンクのピュー研究所は、イスラム教は2050年までに世界最大の宗教となり、ヨーロッパでも総人口の10%以上がイスラム教徒で占められることになると予想しています。

 


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