アルバニア政府が、MKO指導者を入国禁止に
8月 05, 2023 20:43 Asia/Tokyo
アルバニア政府が、反イランテロ組織・MKOモナーフェギンの指導者であるマルヤム・ラジャヴィー氏を入国禁止にしました。
MKOは、西側の各政府に媚びへつらいその存在を維持しようとしているにも関わらず、この数カ月間は活動が鈍りほぼ停止状態にあります。
MKOの指導者であるラジャヴィー氏は、先日アルバニア警察が同国内のMKO拠点「キャンプ・アシュラフ3」を捜索した際に同国を出て、フランスへと逃げ出しました。そして、今回アルバニアへの入国を禁止されたことで、同国に戻る道が閉ざされました。
タスニーム通信はこの件に関し、アルバニア政府が反テロ関連の同国裁判所判断に基づいて、MKO指導者のラジャヴィー氏を入国禁止にしたと伝えています。
アルバニアの裁判所は、イラン国内で起きたテロ事件の指示をMKOが行っていたことを示す証拠を調査した上で、ラジャヴィー氏を入国禁止とする判断を下しました。
アルバニア警察は今年6月20日、反テロ・サイバー犯罪および資金洗浄対策法の施行の一環として、同国にあるMKOの本部を捜索しました。
アルバニア内務省はこれに関し、MKOがテロ活動およびサイバー犯罪を行っていることから、同国第2の都市・ドゥラスにあるMKOの事務所や全ての関連施設を、最高裁判所の命令に基づいて警察が捜索したと発表しています。
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