米統合参謀本部議長、アフガンでの敗北を認める
9月 16, 2023 16:43 Asia/Tokyo
マーク・ミリー米統合参謀本部議長が、アフガニスタンでの戦争が米軍の敗北で終わったことを認めました。
ミリー議長は、アフガンからの米軍の撤退は戦略的敗北だったと認め、「20年にわたるアメリカのアフガン戦争はアメリカの敗北で終わった」と述べました。
ミリー議長は米ABCニュースのインタビューで、アフガンからの米軍撤退に関して「アフガンでの20年にわたる戦争は全く成果に至らなかった」としています。
米軍の最高位にあるミリー氏は、アフガンでのアメリカの戦争の結果について概観し、「広い意味で、この戦争は失敗だった。我々は、アフガンの現支配勢力・タリバンおよび、その同盟者と20年以上戦った。彼らは多くの理由で、アフガン首都カーブルで勝利した」と語りました。
そして、アフガンにおけるアメリカの敗北を認めつつも、撤退方法を戦略的失敗だとしました。
しかし、ジョー・バイデン現米大統領はこの点で自身の決定を繰り返し、正当なものとして擁護しています。
タグ