国連事務総長が、アメリカでの人種差別対策を要求
(last modified Sat, 09 Jul 2016 09:55:54 GMT )
7月 09, 2016 18:55 Asia/Tokyo
  • 国連事務総長が、アメリカでの人種差別対策を要求

国連のパン事務総長が、「アメリカは、包括的な対策として、法律を施行する上での人種差別対策に取り組むべきだ」と語りました。

ロイター通信によりますと、パン事務総長はアメリカ・ルイジアナ州とミネソタ州で警察官により2人の黒人男性が射殺されたことを受けて、8日金曜に声明を発表しています。

パン事務総長は、「この問題は、改めてアメリカでの人種差別問題の解決の必要性に対する注目を提起している」とし、この2人の黒人男性の死亡に関する中立な視点からの完全な調査を求めました。

この声明ではまた、アメリカでこのような暴力事件が発生したことを正当する理由は決して存在しないとされています。