2月 03, 2024 19:52 Asia/Tokyo

南米チリで発生した山火事が拡大しており、これまでに少なくとも10人が死亡、4000人が避難しました。

フランス通信が先月27日にj報じたところによりますと、チリ中部で1週間にわたって猛威を振るっている大規模な山火事で、同国政府は26日、これまでに消防士など10人が死亡し、複数の村が壊滅的な被害を受けたと発表しました。

現地では住民たちが自宅や家畜、農地を守ろうと消火活動に参加していますが、これまでに消防士5人、警察官2人、地元住民3人が死亡しました。

また、チリ国家緊急事態室によると、少なくとも4000人が避難を余儀なくされているということです。

さらに、同国中部のビオビオ州やマウレ州、オイギンス州など複数か所で発生した山火事は、空気の乾燥した状態が続く中、強風にあおられて火勢を増し、この1週間で27万3000ヘクタールが焼失しました。

気象予報によりますと、今後もしばらく強風や高い気温が続く見込みで、被害の拡大が懸念されています。

 


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